テレクラは出会い系やSNSなどのネット環境が整っていなかった1980年台に一世風靡しました。1980年台当時は画期的な出会いの場になり新宿(歌舞伎町)や渋谷などで流行し始め、瞬く間に全国規模のテレクラブームが起こりました。
そんなテレクラの基本的なシステムやテレクラの歴史、テレクラで利用できるコンテンツについてご紹介したいと思います。
テレクラのシステム:男性編
当時のテレクラと現在のテレクラではシステムが大きく変わりましたが、基本的に共通しているテレクラのシステムについて解説していきます。
男性はテレクラ店へ足を運び、利用時間などを決め料金を支払った後に女性からの電話を受けることが出来る個室に入ります。
テレクラ店内に設けられている個室の中は現在のように広くはなく、1畳から2畳程度の広さで室内にはテーブルとイス、そして電話機が置いてあるだけの部屋だったようです。
昔のテレクラからは考えられませんが現在の店舗テレクラの代表格であるリンリンハウスでは、個室は当時のテレクラ店とは比べるまでもない広さで「テレビ、DVDプレイヤー、パソコン」など用意されていて非常に快適な空間になってます。
そして個室内で女性からの電話を待ち続けて「女性からの電話を我先に!」と電話前で待ち構えるのが当時のデフォルトだったようです。
利用時間内であれば何人でも女性と話をする事が出来て外出も可能だったので、複数の女性と待ち合わせをするなんて人が非常に多かったそうです。
テレクラのシステム:女性編
そもそもテレクラを使っていた女性が実際に居たのか?という疑問があるかもしれません。
今現在も、出会い系に登録している女性は非常に多いので、出会いの場がテレクラだけだった時代に多くの女性が利用していたことは言うまでもありません。
では女性がテレクラを利用するシステムなどについて解説していきます。
今現在の出会い系同様に女性は無料で利用できていました。今でもリンリンハウスなどが行っているプロモーション活動の一つとして街頭でのポケットティッシュの配布や駅周辺の看板、女性専用誌(女性週刊誌やアダルト系レディースコミック)などへ広告として女性専用フリーダイアル掲載しています。
この女性専用フリーダイアルこそがテレクラ店の個室で電話を待つで男性に繋がる番号なのです。
当時は当然ですが携帯電話などもなく、公衆電話が一般的だったためフリーダイアルで簡単に見知らぬ男性と出会うことが出来る画期的なツールとして非常に多くの女性が利用するようになったそうです。
スマホや携帯電話・インターネットが一般的に普及している現代では考えられないですよね。それでも需要と供給のバランスが取れていたのは寂しい、人恋しい、出会いがない、などの理由で出会いのキッカケとしての認知度が高かったと考えるのが自然なのではないでしょうか。
当時のテレクラ
1980年台後半に「家出少女がテレクラを利用して男性とデートしていたところを補導された」というニュースが全国各地に広がり、当時新宿(歌舞伎町)や渋谷を筆頭に100件程度だったテレクラが1990年台には全国的に流行し始めました。
利用女性が増えることで避けることが出来ない「イタズラ目的」や「ひやかし問題」です。無料のフリーダイヤルで利用できることも手伝ってJC(女子中学生)やJK(女子高生)が、いたずら目的や暇つぶしの冷やかしでかけるケースが非常に多かったそうです。
しかし、イタズラやひやかしのつもりだったのに「何度もかけているうちに相手男性に興味を持ったり、お小遣い話など」で実際に会う未成年女性が増えたのも、また事実。
・・・お小遣い話。そう、今で言う援助交際です。
当時のJC(女子中学生)やJK(女子高生)の援助交際の温床となっているテレクラは批判され青少年のテレクラを規制する青少年保護育成条例が全国の各自治体で制定されていくようになります。
しかし、批判されたりニュースになる度にテレクラの認知度は上がり、現在のようなイタチごっこが始まります。
ちなみに2002年に制定された「店舗型電話異性紹介営業」という難しそうな規制ですが、要するに「テレクラの利用者(男性・女性は問わず)に対し18歳以上であることを示す身分確認を求めることが義務」という事と「深夜0時から日の出までの間のテレクラ営業禁止」ということです。
店舗型電話異性紹介営業を要約すると未成年に対する規制とテレクラ店舗の営業時間に関する規制ということでしょうか。
なお、店舗型テレクラの代表格でもあるリンリンハウスなどでは入店の際に年齢確認が必要になっています。これも条例でさ編められているからという事が分かります。
現在のテレクラ
店舗型電話異性紹介営業により全国各地にあったテレクラ店の多くが廃業してしまいましたが、時代とともにテレクラは形態を変えて進化しています。
一部の男性やテレクラビギナーに最もハードルが高かった店舗への入店ですが、現在は店舗の代わりである「センター」と呼ばれるものが全国各地に設置されていて、テレクラ店が存在していない地域でも利用することが出来るようになっています。
つまり、テレクラ店まで行かなくてもスマホや携帯電話で最寄りのセンター電話をかけるだけで女性と電話で繋がることが出来ます。当然ですが男性も女性もお互いの電話番号は分からないというテレクラのメリットは引き継がれています。
自宅や出先など時間がある時、人恋しい時、寂しい時、誰かの声が聞きたい時、恋人と別れた人など、様々なシーンでテレクラが手軽に利用できる事が出来るようになっています。
現在のテレクラが進化したのは店舗のあり方だけではありません。最も特筆するべき事の1つとして無料でテレクラを体験することが出来るようになったことです。
ラッキーコードで無料体験しよう
テレクラサイトによって表記は様々ですが「雑誌コード」や「無料コード」と呼ばれている4桁から6桁のコード(ラッキーコード)を入力するとテレクラで無料体験が出来るようになりました。
「こんな田舎で繋がるの?」
「近くで使っている女の子がいるかな?」
「いまどきテレクラ使っている女の子が存在するの?」
と、テレクラに対してネガティブなイメージを持った方は是非ラッキーコードを使って下さい。お試し通話は利用エリアのコール状況などを確認する為に用意されていると言っても過言ではありません。
勿論、本来はお試し通話なので初めての利用者に対するサービスの一環である事自体は間違いないのです。
当サイトがおすすめするテレクラのラッキーコードの総額は40,000円以上になります。しかも、テレクラ初体験の人やテレクラ初心者には、テレクラのお約束とも言える「ビギナーズラック」があるのでお試し無料通話で出会える事は珍しくありません。
テレクラではこのような即アポ(スグに約束して出会うことが出来る)だけではなく即ハメ(出会ったその日にホテルまで行けちゃう)も全然珍しくないので、お試し無料通話を利用する価値はあります。
テレクラのツーショットは細分化されている
テレクラのツーショットダイヤルは「テレクラの室内で女の子からの電話を待つ」という運任せの遊び方だけではなくなりました。
テレクラでは指名制ツーショットやプロフィールツーショットといった、テレクラでツーショットを楽しみたい女の子を自分の好みに合わせて自由に選べるツーショットシステムが導入されて、人気を博しています。
ランダムで出会って会話の相性が悪いと感じた女性を、フロントの取次で返してもらうフロントバックと呼ばれるシステムもありますが、指名制ツーショット・プロフィールツーショットの自由度に比べると、女の子の選択において、やはり不自由といわざるをえません。
スマートフォンの普及によって、女の子を自由に選べる指名制ツーショット・プロフィールツーショットの幅は拡大し、テレクラのツーショットコンテンツの可能性を広げています。
自分の性癖にあわせて、好みに近い女性とのツーショットダイヤルを楽しみたい人にとって、指名制ツーショット・プロフィールツーショットは、テレクラ遊びをするために欠かせない必須のツーショットシステムと言って良いでしょう。
指名制ツーショット・プロフィールツーショットを利用する利点の一つとして、あらかじめ自分の好みの女性を選んで指名することによって、ツーショットダイヤルから出会いへの進展がずっとスムーズになったという喜ばしい事実が挙げられます。
指名制ツーショットについて
指名制ツーショットには多くの利点があります。
時間を効率的に使いたいタイプには、指名した女性と即座にツーショットが楽しめる指名制ツーショットがおすすめです。
気に入った女性を素早く見つけるためには、指名制ツーショットを利用するに越したことはありません。
指名制ツーショットでは、録音された伝言ダイヤルを通して、相手の女性の特徴や条件をあらかじめ知った状態でツーショットを開始することができます。
指名制ツーショットでは、相手がどのような女性なのかを会話を通して探る時間が省かれています。
たとえば、「出会い」を求めていたり「割り切り」であることを伝言ダイヤルの条件として提示している女性を指名した場合に、ツーショット開始と同時に即アポすることが可能なのが指名制ツーショットの大きな魅力と言えるでしょう。
指名制ツーショットはサービス利用料金がかかり少々割高にはなりますが、相性の良い女性と安心して出会う保険だと考えれば安いものですし、支払う料金以上の見返りがあります。
テレクラユーザーと在籍女性の需要と供給が一致する指名制ツーショットを利用して、効率よくお得にツーショットを遊びましょう。
プロフィールツーショットについて
相手のプロフィールを確認してからツーショットを開始するプロフィールツーショットはテレクラの遊び方を根本的に変えてしまったといってもいいでしょう。
プロフィールツーショットは、女の子の声が録音されたプロフィールを聴きながら自分好みの女の子を選ぶことができる画期的なシステムです。
録音された声を通して、相手の女性の年齢や声質や性的な特徴、ツーショットを利用する理由や目的などを前もって知ることによって、ツーショットでの失敗体験を少しでも多く減らすことができるというのはプロフィールツーショットの最も偉大な功績といえるでしょう。
テレクラ初心者からヘビーユーザーまでの幅広いニーズに応えて高い支持を得ているプロフィールツーショットというツーショットコンテンツの登場は、テレクラブームの再来に一役買っているといっても過言ではありません。
テレクラはツーショットだけではない
テレクラでは、「伝言ダイヤル」や「テレフォンセックス」や「イメージプレイ」など、様々な遊び方が用意されています。
女の子と一対一で話すツーショットではなく、録音したメッセージを残しあってコミュニケーションをとる「伝言ダイヤル」は、ツーショットのための時間があまりとれないユーザーや、テレフォンセックス抜きで出会いやセフレを求めるユーザーからの需要を満たし、効果的に利用されています。
性欲を満たすためにテレクラを利用するユーザーであれば、電話越しの女性とのエッチな会話を楽しみながらオナニーをする「テレフォンセックス」という基本の遊び方がメインになります。
また、特殊な性癖や抱えている妄想などをユーザーと女性の間で共有してお互いに演じていく「イメージプレイ」は、テレフォンセックスをよりマニアックで先鋭的な快楽として味わいたい人に重宝されている楽しみ方の一つです。
「伝言ダイヤル」や「テレフォンセックス」や「イメージプレイ」などの遊び方を、自身の性癖や、その日の気分などで自由に選んで、それに適したテレクラを選ぶこともテレクラの醍醐味です。
伝言ダイヤルについて
テレクラを利用するならば、伝言ダイヤルをしっかりおさえておきましょう。
女の子の録音された声が確認できる伝言ダイヤルは、ツーショットで相手を指名するときの参考としても使われますが、伝言ダイヤルそれ自体としての独立した利用法もあり、テレクラを楽しむための一つの方法でもあります。
伝言ダイヤルは女の子からの録音メッセージが聞けるだけの場ではなく、男性側から女の子に向けて録音メッセージを残すことも可能です。テレクラにおける伝言ダイヤルは、留守番電話でのコミュニケーションや、往復書簡と似た側面を持っています。
ツーショットをする時間的なまとまりがなかったりだとか、ツーショットやテレフォンセックスの行程を省いて効率的な「出会い」を求めているタイプのテレクラユーザーにとって、テレクラの伝言ダイヤルは欠かせないコンテンツであると言えるでしょう。
伝言ダイヤルは、もちろんテレクラのツーショットで遊ぶ相手の特徴を知るための最も有効なツールでもあります。
ですから、テレフォンセックスやイメージプレイを楽しみたいテレクラユーザーにとっても、伝言ダイヤルはテレクラの基本であると同時に極めて重要なコンテンツなのです。
テレフォンセックスについて
テレクラという言葉から真っ先に連想されるのは、テレフォンセックスではないでしょうか。
ツーショットで繋がった女性と性的な会話を交わしながら興奮を高めて相互オナニーをするテレフォンセックスというプレイが、テレクラの最もよく知られた代表的なコンテンツであることは間違いありません。
テレフォンセックスは、軽度なテレフォンセックスから極度にマニアックなテレフォンセックスまで幅広いプレイ内容を抱えています。
相手の女性の声を聴きながら相互オナニーをするテレフォンセックスもあれば、手による自慰行為を行わずに会話の内容だけで脳内の性的興奮を高めて欲望を満たしていくテレフォンセックスもあります。
ノーマルな相互オナニーからアブノーマルなプレイまで幅広く抱えていて、相手がいないと成立しないという点において通常のセックスに少しだけ似ているテレフォンセックスは、オナニーとセックスの中間に位置しながらもまったく別物であるという、テレクラだけで体験できる特殊な性体験なのです。
イメージプレイについて
特殊な性癖や妄想を抱えているタイプのテレクラユーザーに人気があるのがイメージプレイです。
お互いに役割を振り分けて演技しあいながら性的興奮を高めていくイメージプレイは、通常のセックスの場でも多くの愛好者がいるアブノーマルなプレイですが、テレクラでのテレフォンセックスという状況下におけるイメージプレイは、テレフォンセックスならではのイメージプレイとして、マニアックなテレクラユーザーに大きな需要があります。
テレクラのツーショットのチャンネルには、テレクラでのイメージプレイに特化したチャンネルが多く存在しているので、特殊な性癖や妄想を解放したいのであれば、イメージプレイ専用のテレクラチャンネルの利用がおすすめです。
声だけで想像をかきたてるというテレクラのテレフォンセックスという限定された環境の特徴が、与えられたお互いの役割の演技の繊細さを規定し、イメージプレイの濃度をあげていくということが、テレクラにおけるイメージプレイの大きな特徴だと言えるでしょう。